ロープアクセス技術マニュアル対応動画集
株式会社 きぃすとん
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ロープアクセス技術マニュアル対応動画集
動画集
1.垂直壁での下降・登高
1−1 垂直壁でのラッペリング(懸垂下降)
垂直壁に垂らしたロープを利用して、下降器としてSTOPを使い、両足を壁面につけてバランスをとりながら下降します。 STOPを使うので、下降速度を自在にコントロールしたり、レバーから手を離すことで停止させたりできます。しかも、ロープをSTOPに巻きつけハードロックすることで、安全・確実な停止状態が保てるので、両手を自由に使えます。
1−2 垂直壁でのユマーリング(懸垂登高)
登高器としてハンドアッセンダーとチェストアッセンダーを使い、片足を壁面に突っ張ってバランスをとりながら、もう片足をハンドアッセンダーからたらした アブミに入れ、グイッと踏ん張って体を持ち上げたら、ハンドアッセンダーを持ち上げた分押し上げるという動作を繰り返します。
壁面でバランスがとれる分、空中懸垂登高より楽です。
2.急斜面での懸垂下降・登高
2−1 急斜面でのラッペリング(懸垂下降)
空中懸垂降下と同様に、下降器としてSTOPを使い、ロープに体重を預けながら、斜面につけた両足でバランスをとりつつ、後ろ向きに歩くように下降します。
このとき、ロープが岩角などに直接、触れないように、ロープガードを使ってロープを岩角から保護します。また、ロープをSTOPに巻きつけハードロックすることで、安全・確実な停止状態が保つことができ、両手を自由に使えます。
2−2 急斜面でのユマーリング(懸垂登高)
空中懸垂と同様に、ハンドアッセンダーとチェストアッセンダーのふたつの登高器を組み合わせて使います。
斜面なので空中懸垂と違って足でバランスがとれ、しかも多少なりとも踏ん張れるので、歩く感じですばやく登れ、登る速度も50mで5分程度と速いです。ま たハンドアッセンダーとチェストアッセンダーは共に、ロープの逆登りを防止する構造なので、両手を離せば安全・確実な停止状態を保つことができ、両手を自由に使えます。
3.空中懸垂下降・登高
3−1 空中でのラッペリング(懸垂下降)
垂らしたロープを利用して降りるのが空中懸垂下降で、ロープアクセス技術ではSTOP(ストップ)という商品名の下降器を使います。
STOPは数ある下降器の中でも制動性と操作性にすぐれ、下降速度を自在にコントロールしたり、レバーから手を離すことで停止させたりできます。しかも、ロープをSTOPに巻きつけハードロックすることで、安全・確実な停止状態が保てるので、両手を自由に使えます。なお、下降速度は摩擦熱によるロープの損傷を防ぐために秒速2m以下に抑えます。また、宙ぶらりんの自由懸垂状態なので、ゆっくりと回転しながら下降することになります。
3−2 空中でのユマーリング(懸垂登高)
垂らしたロープを利用して登るのが空中懸垂登高で、一見、体力勝負に思えますが、腕ではなく足の力で登るので、体力的に楽です。
ロープアクセス技術では、ハンドアッセンダーとチェストアッセンダーというふたつのアッセンダー(登高器)を組み合わせて使うので、安全に速く登れます。
ハンドアッセンダーから垂らしたアブミに片足、もしくは両足を乗せて、グイッと踏ん張って体を持ち上げたら、ハンドアッセンダーを持ち上げた分押し上げるという動作を繰り返します。
足と手をリズミカルに動かすのがコツで、50mの空中懸垂登高だと10分程度です。
なお宙ぶらりんの自由懸垂状態なので、下降時と同様に、ゆっくりと回転しながら登高することになります。 またハンドアッセンダーとチェストアッセンダーは共に、ロープの逆戻りを防止する構造なので、両手を離せば安全・確実な停止状態を保つことができ、両手を自由に使えます。
4.構造物下降例(橋梁)
4−1 橋の欄干から橋脚天端に降りる ラッペリング(懸垂下降)
構造物下降例 橋の欄干から橋脚天端へ
橋の欄干に支点をセット(動画参照)、安全を確認した上で、欄干を乗り越えます。下降開始。ロープがコンクリートなどの角に触れる場合には、ロープガードで保護する。さらに下降して橋脚天端に到達。
4−2 橋脚天端から橋梁床版の裏側へ回り込む
ロープアクセス技術を用いて、空中や垂壁の昇降するだけではなく、オーバーハングしたところや、天井のようなところにも行くことができます。
そのようなところでは、手の届く範囲に新たに支点を設置して、アブミにグっと立ちこみ、新しく設置した支点にランヤードをかけて、荷重を移すことによって移動します。
5.支点設置例
5−1 橋の欄干
支点には荷重を直接かけるメインの支点と、念のためのバックアップの支点との2種類あります。
メインの支点は念のため必ず2箇所以上に設け、各支点毎に体重をかけてみる仮荷重テストで、十分な強度のあることを確認します。
支点を2箇所以上に設けることで荷重を分散させて、より安全を確保する目的もあります。 なお、ロープの末端は、バックアップの支点に結び、更なる安全の確保をはかります。
ロープアクセス技術マニュアル対応動画集
項目
内容
画像
動画
5 基本昇降動作
下降機の使い方
P.32
登高機の使い方
P.34
6 リギングの概要と通過
ピッチヘッド
(橋梁編)
P.38
ピッチヘッド
(岩壁編)
動画38-2
リビレイ
(橋梁編)
P.39
リビレイ
(岩壁編)
動画39-2
ディビエーション
(橋梁編)
P.43
動画43-1
ディビエーション
(岩壁編)
動画43-2
ローププロテクター
(橋梁編)
P.45
ローププロテクター
(岩壁編)
動画45-2
ロープジョイント
(橋梁編)
動画45-3
ロープジョイント
(岩壁編)
動画45-4
ボルトトラバース
(橋梁編)
P.46
ボルトトラバース
(岩壁編)
動画46-2
下降途中での短距離登高
P.48
下降途中での下降から登高への切り替え
登高途中での登高から下降への切り替え
P.49
アッセンダーで下降
(プルージックダウン)
7 ロープの結び方
エイトノット
(8の字結び)
P.53
ダブルフィギュアエイトノット
ラビットノット
ブーリン
(もやい結び)
P.54
ブーリンオンアバイト
ブーリンオンアバイトロープ中間で結束する場合
アルパインバタフライ
P.55
インクノットロープ末端で結束する場合
インクノットロープ中間で結束する場合
P.56
イタリアンヒッチ
トリプルエイトノット
ダブルフィッシャーマンズノット
P.57
バレルノット
プルージック
P.58
ブレイクスヒッチ
テープベント
P.59
ガースヒッチ
テンションレスヒッチ