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ロープアクセス専門調査です。特殊高所技術・橋梁点検などお任せください | 株式会社 きぃすとん
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    わが社の技術

    ロープアクセス技術(SORAT)
    最新最先端SORAT技術(基礎から応用まで)
    復刻[きぃすとんマジック]
    復刻[オンリーワン技術]


    ■■■World latest - We introduce the vanguard’s rope access techniques. 2018.8.31■■■
    ■■■世界最新・最先端のロープアクセス技術を紹介いたします。2018.8.31■■■

    ■□■□■ Dimensional rope access techniques 2018.9.4 ■□■□■
    ■□■□■ 異次元のロープアクセス技術  2018.9.4 ■□■□■

    ▼■▲■▼ ハイパーSORATチーム 2018.9.6 ▼■▲■▼


    ☆ロープアクセス技術(SORAT)
    ロープアクセス技術(SORAT)の開発者は鰍ォぃすとん
    洞窟探検家の関治(せきおさむ、現ロープテックジャパン)を中心とした鰍ォぃすとんチームが1990年代前半に考案・開発し、現在も日々発展・向上中で、日本でのロープアクセス技術の主流となっています。 技術のルーツはロッククライミングと思われがちですが、実はたて穴探検技術で、機器材もロープ技術も別物で、安易に流用することは安全上、重大な危険があります。

    安全確保を大前提とした技術
    安全確保の3原則【2点確保】【動作確認】【仮荷重テスト】を徹底し、墜落等の可能性を排除、その信頼性の高さは業界でも絶大な評価をいただいており実際、これまで28年間無事故です。 安全確保を万全にしたうえで、所属する数十名の技術者が手分けして各地・各種の調査・点検業務に取り組む中で日々、技術の向上に取り組んでおります。

    世界最新・最先端技術
    いかなる難所・高所にも安全・迅速・確実にアクセスする技術として、ロープアクセス技術(SORAT)は間違いなく世界最新・最先端技術です。 世界的には、欧州を中心に発展・普及のロープアクセス技術(IRATA)や米国を中心に発展・普及のロープアクセス技術(SPRAT)が知られていますが、それらの技術は比較的に限定的です。

    調査・点検技術者のためのロープアクセス技術(SORAT)
    IRATAやSPRATでは、ロープアクセス技術は建設作業員(テクニシャン)の上下移動手段として主に使われています。 一方、SORATではロープアクセス技術は調査・点検技術者(エンジニア)が上下だけでなく、左右や水平方向も組み合わせた複雑な移動を安全・迅速・的確に行う手段として使われています。 ちなみに欧米ではロープアクセス技術はテクニシャンのもので、エンジニア自身がロープアクセス技術を使うことはないようです。 階級的な理由のようです(おもしろいですよね)。

    ロープアクセス技術(SORAT)の普及が急務
    とくに橋梁点検業務において、ロープアクセス技術(SORAT)の活躍の場が加速度的に急増中です。 全国の調査・点検技術者の皆様方がロープアクセス技術(SORAT)を修得し、増加する業務に対応する必要があります。 ロープアクセス技術協会(SORAT)では鰍ォぃすとんと共に、ロープアクセス技術(SORAT)の普及に全力をあげております。

    技術解説書 ロープアクセス技術(SORAT)マニュアル
     ロープアクセス技術マニュアル スタンダード編 増補改訂版 2014.5
     ロープアクセス技術マニュアル スタンダード編 増補改訂版(英語) Kindle版
     ロープアクセス技術マニュアル アドバンス編 2015.4
     ロープアクセス技術マニュアル オンロープレスキュー編 2017.3
     ロープアクセス技術マニュアル オンロープレスキュー編 Kindle版
     ロープアクセス技術マニュアル ライフライン編 Kindle版 2018.7
     ロープアクセス技術マニュアル ホイスト編 Kindle版 編集作業中

    ロープアクセス技術(広義)とは?
    ロープを積極的に使って難所・高所に安全・迅速・確実にアクセスする技術で、とくにSRT(シングルロープテクニック)と呼ばれる竪穴(たてあな)洞くつ探検のために考案された技術がその主なルーツです。
    当協会で扱うロープアクセス技術(狭義)をはじめ、木登りに特化したDdRT、ビルの窓ふきに使われる技術など様々な技術があり、欧米では建設工事現場において普及が進んでいます。

    ロープアクセス技術(狭義)とは?
    ロープアクセス技術(狭義)は、日本の産業界に合わせて改良・工夫されたもので、構造物や岩壁・急峻斜面・法面などの調査・点検に適しています。
    当協会で扱うロープアクセス技術は、とくに断りがない限り狭義のロープアクセス技術のことです。

    欧米のロープアクセス技術との相違点は?
    最大の相違点はバックアップロープの有無です。 欧米ではメインロープに加えバックアップロープの使用が義務付けられているようです。万が一、メインロープが切れても、バックアップロープがあるので大丈夫??・・・の発想で、上下移動程度の単純作業が主体の建設現場において有効です。
    一方、日本では上下だけでなく複雑な移動を伴う調査・点検現場が主体で、バックアップロープには頼らず、2点確保の原則を徹底することで安全を確保しつつ、作業性を飛躍的に向上させています。

    『ロープアクセス調査・点検』および『ロープアクセス調査・点検技術』
    『ロープアクセス調査・点検』は調査・点検技術者”自身”がロープアクセス技術を活用して、難所・高所にアクセスし、調査・点検対象を近接目視・直接観察すること。『ロープアクセス調査・点検技術』は、そのためのロープアクセス技術のことで、日本の調査・点検現場でのいかなる厳しい制約条件の下でも、安全・迅速・確実に作業を進めるべく、日々、知恵を振り絞り、技術の改良・工夫が進められています。

    技術の詳細は?
    『ロープアクセス技術マニュアル(スタンダード編、増補改訂版)』 及び、『ロープアクセス技術マニュアル(アドバンス編)』に詳しいです。著者は、洞くつ探検家の関治(せきおさむ・ロープテックジャパン代表)。(株)きぃすとんスタッフとして、洞くつ探検技術SRTをロープアクセス技術として日本の産業界に本格導入した立役者で、現在は独立してロープアクセス技術の普及に専念しております。

    NETIS登録は?
    『SRT調査・点検技術』として、登録しています。
    元々、『ロープアクセス調査・点検技術』として登録していたものを、さらに発展させております。

    技術の普及は?
    企業秘密ですか? とよく尋ねられます。そんな時代ではないです。
    自然災害や人為災害から人々の生活・命を守るための、みんなで共有すべき素晴らしい技術です。
    当協会では(株)きぃすとん及びロープテックジャパンと共同で、技術の普及に全力で取り組んでおります。

    技術講習会は?
    当社がロープアクセス技術協会と共同で、随時開催しております。(詳細)

    技術資格
    講習修了者はロープアクセス技士資格が取得できます。

    また、調査・点検技術者の皆様は申請によりロープアクセス調査技士資格も取得できます。(詳細)
    ロープテックジャパンでも独自の技術講習会を開催しており、ロープアクセス技士・調査技士資格も同様に取得できます。



    ●○●用語説明○●○

    ◆技術全般
    ロープアクセス技術  
    ロープを積極的に使って高所・難所にアクセスする技術。 ロープを万が一の命綱と位置づけるロッククライミング技術とは別物。 たて穴洞くつ探検技術SRTをルーツとする。
    SRT
    Single rope techniquesの略。 たて穴洞くつ探検技術として1960年代に、それまでのラダー技術に代わって考案・発展。 垂らした1本のロープを使っての下降・登高(とこう、とうこう)が画期的。
    ロープアクセス技術(SORAT)
    SRTをルーツとし、完ぺきな安全確保を大前提に、そのうえで自由自在な移動を可能にした、日本生まれの画期的ロープアクセス技術。 洞くつ探検家関治(せきおさむ)を中心とした鰍ォぃすとんスタッフチームが開発。 さらなる技術発展が、ロープアクセス技術協会(SORAT)において、まさに進行中。 高度な訓練を受けた、限られた者だけに許される技術。 メインロープ1本での安全確保を万全にすることで、墜落の可能性をゼロにする。 内外でよくみられる、補助ロープを併用した、それほど高度な訓練を要しない、簡便なロープアクセス技術とは明瞭に一線を画する。 日本では『技術者の技術』として普及しており、橋梁点検や岩壁での岩盤安定評価等において、調査技術者自身が高所・難所にアクセスして近接目視・直接観察する手段として活用されている。 
    補助ロープ
    サブロープ、ライフライン、セカンドロープなどと呼ばれ、メインロープでの支持が失われた際の、墜落を防ぐ万一の命綱と位置づけられます。 IRATAやSPRATなどの欧米のロープアクセス技術、あるいは日本での法面工事やガラスクリーニング現場で『職人の技術』として一般的に使われています。 1本が切れても、もう1本あるから・・・との安全イメージが得られるメリットの反面、ロープの安全確保が2本共おろそかになりがちなデメリットも大きい。 単純な上下移動に向いており、2次元、3次元的な自由自在な移動には制約が大きい。


    ◆資格
    ロープアクセス技士資格が、ロープアクセス技術協会(SORAT)によって認定されています。 資格を得るには、協会の主催する講習を受講することが前提となります。 資格取得者は1年ごとに開催される更新時講習の受講が義務付けられ、同時開催のレスキュー訓練にも参加します。 ロープアクセス技士資格はレベル1から4まであり、レベル2が一定の制約の下での上下移動、レベル3で同じく一定の制約の下での2次元、3次元的な移動が許されます。
    ◆安全確保
    【2点確保】
    ロープユーザーは、常に2点以上の支点で自分の体を確保する。 たとえば移動時、前方に支点を1点設置し、一時的に3点に増やしたうえで、前方に体を移動し、後方の1点を解除して2点に戻す。 1点になることは、たとえ一瞬でも許されない。 逆に2点確保さえ万全なら、墜落は起きえない。 安全確保の大原則です。 ロープアクセス技術(SORAT)の技術講習では受講者に【2点確保】を体に、脳みそに徹底的に覚え込ます。
    ロープユーザー
    ロープアクセス技術を用いてロープ高所作業を実施する人、もしくは実施中の人。 
    ロープ
    セミスタティックロープという伸びにくい性質のものを通常、使用。 ロッククライミング用の伸びやすいダイナミックロープ(昔はザイルとも呼んだ)とは外見上、似ているが別物。  
    ライフライン
    メインロープに対しての、補助ロープのこと。 改正安衛則により法面工事やガラスクリーニング作業での使用が義務付けられる。 上下移動に限定されるものの、短時間で誰でも修得できる簡便なロープ高所作業技術において、安全確保に一定の成果が期待できる。
    ローププロテクター
    ロープが、構造物の角や岩角などに擦(こす)れることによって切断する可能性をなくするために、角に当ててロープを保護する緩衝材。 リビレイやディビエーションではロープの、角への接触が避けられない場合の、最終手段でもあります。
    リビレイ
    ロープユーザーのロープ移動時、ロープを通して支点にかかるロープユーザーの全荷重(体重)を、新たな支点に架け替えるロープ技術。 支点の位置を工夫することで、移動後にロープが構造物の角や岩角に接触することをなくす。
    ディビエーション
    リビレイに似るが、新たな支点がロープユーザーの全荷重(体重)を架け替えれるだけ充分に強固でなくても有効な技術。 ロープの通過ルートをコントロールすることでロープが構造物や岩角に接触することをなくす。
    【仮荷重テスト】
    新たに設けた支点が、ロープユーザーの全荷重(体重)をかけても大丈夫かどうかを、実際に全荷重をかけて確認するテスト。 支点を新たに設ける毎に行うのが鉄則。 当たり前ですが、万が一、テスト対象の支点がうまく機能しなくても墜落することのないように、既存の別の支点で【2点確保】したうえで実施します。
    【動作確認】
    下降器や登高器などにロープを新たにセットするたびに、正しくセットされているかどうかをロープを実際に動かしてみて確認すること。 もちろん【2点確保】したうえで実施します。
    ロープチェック
    ロープがわずかにでも傷んでいないかを、手触りと目視で念入りにチェックすること。 ロープユーザーは、ロープの傷みの有無を作業開始前だけでなく、作業中も繰り返し、万全を期す。
    ヘルメット
    どんな態勢でも脱落しないものに限る。 通常の工事現場で使うヘルメットは脱げやすく不適。



    ロープアクセス技術の歩み
    ​1970年代欧州でSRT(シングルロープテクニック)技術が竪穴洞くつ探検のために考案発展。
    ​1980〜90年代岩盤崩壊事故が相次ぐ。
    ​1987年層雲峡天城岩での岩盤崩落事故
    1989年越前岬海岸トンネル崩落事故
    ​1996年豊浜トンネル岩盤崩落事故
    ​1997年第二白糸トンネル岩盤崩落事故
    ​1990年代初め日本の洞くつ探検にもSRT技術が導入され始める。
    ​1991.10(株)きぃすとん設立 アルパインクライミング技術によるロッククライミング調査開始。
    ​1995.8SRT in JAPAN発行(きぃすとん通販)
    ​1997.4ロープアクセス調査協会設立((株)きぃすとん内)。
    ​1999.4洞窟探検家 関治(せきおさむ)きぃすとん入社。
    SRT技術をロッククライミング調査に導入し、ロープアクセス技術として確立。
    ​2002.5NETIS登録 ロッククライミング調査工法
    ​2002〜ロープアクセス調査が本格化。
    ​2005.5一般業界関係者対象のロープアクセス技術講習を開始。
    ​2013.2笹子トンネル天井板落下事故。遠望目視点検の問題表面化。近接目視・直接観察の義務化。
    ​2014.3国交省レポートで、ロープアクセス技術の有用性が高く評価。
    ​2014.5ロープアクセス技術マニュアル スタンダード編 発行。
    ​2014.6ロープアクセス技術マニュアル スタンダード編 増補改訂版 発行。
    ​2014.6NETIS登録 ロープアクセス調査点検技術
    ​2014.6橋梁定期点検マニュアル(国土交通省)にてロープアクセス技術が正式採用。
    ​2014.8国内初大型本格的訓練塔完成。きぃすとん技術研究所に併設。あらゆるシーンを想定しての訓練が容易となる。
    ​2015.5NETIS登録 SRT調査点検技術



    ☆最新最先端SORAT技術(基礎から応用まで)



    ☆復刻[きぃすとんマジック]
    きぃすとんマジック
      On site Solution, きぃすとん Magic
      皆様がかかえておられる難問を、あっさり解決いたします。

    「うわさには聞いていたけど、ここまですごいとは!」「発注者に成果品をお見せしたら、“ひと目でよくわかる”と絶賛されました」(建設コンサルタントの方) 「現場を見るまでは無理だと半信半疑でした。さすがですね」(超大手ゼネコンの所長様) 「無理だとあきらめていました。助かりました。」(ビルオーナー様)

    ロープアクセス技術に優れているだけでは、難問解決はおぼつかないです。皆様が真に望んでおられることに的確に応えることが大前提です。いわれたことを、やるだけ(お客様第一主義)・・・・の仕事であってはならないです。お客様中心主義というのだそうです。お客様は一人ひとりが、一つひとつの小宇宙の中心。お互いが全く別の小宇宙の中心。全く別々の個性や環境のお客様それぞれの皆様がかかえておられる難問を、“あっさり”と解決してみせております。

    びっくり満足ともいうのだそうです。感動満足、さらには感激満足とも。難問をあっさり解決させていただいて、お客様にびっくり満足いただく。これですよね。いわれたことをやるだけ・・・で得られるのはせいぜい納得満足。もったいないですよね。

    ロープアクセス技術は、あくまでも手段です。びっくり満足の原動力は、創業以来20年の豊富な専門知識・経験・ノウハウ・器材そして、なによりもスタッフたちの高いモチベーションです。地質、岩盤、洞窟探検、ダム、橋梁、地下空洞、猛禽類、登山家、IT等のやる気にあふれたスペシャリスト集団。仕事に応じて臨機応変・適材適所のチーム編成。仕事が大好きで、お客様や社会の皆様に喜んでいただけることが何よりのやりがいで、しかも遊びやプライベートも大切にしたい・・・・モチベーションの裏づけとなる先進の報酬体系、自由な休暇・勤務時間体制、若い平均年齢、上下関係は無く、ワイワイガヤガヤと、「まるで大学のサークルみたい」とびっくりされる社内の空気。人間力というそうですね。ますます磨き上げ、ますますのびっくり満足、めざしております。

    危険なしごとですね?とよく尋ねられます。確かにイメージ的には危険そうです。実際には、安全を大前提に考案・発展してきた、安全面においてもきわめて優れた技術で、事故は国内では皆無で、ロープアクセス先進国の欧米でも事故例はきわめてすくないようです。何重にも安全を確保しているので、基本的なミスをいくつも重ねない限り、墜落などの事故は発生しないです。また、テンションのかかった(ピンと張った)状態のロープで常に確保されているので、滑ったり踏み外したりしても、墜落はできない仕組みになっています。とはいえ、あくまでも可能性は残ります。徹底した安全意識の維持・向上、さらに安全を最優先にした現場運営がなによりも大切です。ちなみにKY(危険予知活動)は、必ずしも有効ではありません。潜在意識に事故のイメージをうえつける点では、心理学的に逆効果だそうです。ほどほどにしておきたいものです。

    法律的には問題ないのですか?とも、よく尋ねられます。結論としては合法です。高所作業の際には安全帯等を用いることと法律(労働安全衛生規則第五百十八条)に規定されていて、ロープアクセス技術で使うハーネス(安全帯)がそれに相当するとのことです(複数の労働基準局様)。しかも、「従来の安全帯よりもハーネスのほうがはるかに安全であることはよくわかっている・・・」とも。実際、法律より厳しい安全基準を規定している超・準大手ゼネコンさまでも、ロープアクセス技術は活用いただいております。また監督署等への届出も必要ないです。

    ロープアクセス作業とロープアクセス調査
    ロープアクセス技術を活用する業務は大別して二つに分かれます。ひとつは、比較的一般的なロープアクセス作業。基本的なロープアクセス技術を使って各種のちょっとした工事、補修、点検等をおこないます。ロープアクセス作業員(テクニシャン)が、(必要に応じ専門技術者の指示・指導のもとで)従事します。欧米では一般的な職種のようです。「ROPE ACCESS」で画像検索してみると一目瞭然です。IRATAなどの同業者組合もあるようです。導入が遅れていた日本でも、市場規模の急拡大、ロープアクセス作業員人口の急増、塗装・クリーニングなどの他業種からの参入、橋梁点検などの点検技術者・業界の業務拡大が始まっています。

    近接目視・直接観察
    もうひとつは、調査専門技術者(エンジニア)自身がロープアクセス技術を活用しておこなうロープアクセス調査でロープアクセス調査(あるいは岩壁登攀調査)ともよばれ、建設コンサルタント業界でいまや定番の技術です。岩盤やコンクリートなどの専門技術者自身が、誰も近寄れない難所・高所に安全・迅速にアクセスし、変状や崩壊兆候などを近接目視・直接観察して正確に見極めます。仮設・通行規制は不要。当然低コスト。しかも、テクニカルイラストレーション技法を応用した、鳥瞰図や正面図に調査結果をビジュアルに網羅する技術を駆使。ひと目でわかりやすく、かつ精確な成果図面集が作成されます。また、調査箇所ごとの念入りな写真集や、変状・安定性の解析、対策工法等の提案もなされます。ちなみに従来は、遠望や遠隔探査(赤外線、レーダー等)に頼ることが多く、精度やコストパフォーマンス的に問題が少なくなかったようです。興味深いことに欧米などのロープアクセス調査先進国でのロープアクセス調査の場合、ロープアクセス作業員(テクニシャン)が撮影した画像等を調査専門技術者(エンジニア)が机上で解析する分業的間接手法をとっているようです。役割分担というか・・・身分制のようなものなんでしょうか?

    近年のロープアクセス作業・調査の市場拡大の背景には、現代社会の大変換があります。力づくでモノをつくっていくのではなく、的確な調査・設計のもと、適切なコスト、安全を確保した上でのモノ造りが求められはじめています。老朽化したものについても、維持・点検・補修を適切におこなって、長持ちさせることが求められはじめています。高所・難所については従来、費用的・物理的に困難であるという理由で、遠望等で済ましていた調査・点検が、ロープアクセス技術による近接目視・直接観察という、安全・高精度かつ低コストな手法として脚光をあびているわけです。実際、「落札できて、特記仕様書を見たら“近接目視”と明記してあったので・・・・」との調査依頼が急増しています。

    余談ですが・・・・『調査・設計と施工の分離』という数十年来の原則は風前の灯・・・時代の尻尾でしょうか。調査・設計と施工を一貫させる・・・・ことこそが、これからのあるべき仕組み・・・に思えてならない。まずは、ゼネコンと建設コンサルタントの(本来あるべき)JVでしょうか?時代の頭ですね。本物の時代、もうすぐ。たのしみです。

    自分たちには無理。険しすぎるし、遠望もきかない・・・・。駆けつけた道路防災担当者さま。 幅80m比高120mの大岩壁(通称屏風岩)。直下の道路上に落石。ロープアクセス調査で現状確認と対策工法の検討を急ぐことに。依頼を受けて調査専門技術者自身がロープを操り直接観察。 3名チームで3日間。調査結果は全体がみわたせる鳥瞰図と要所ごとの断面図。対策工法の提案。遠望では見えなかった多数の浮石だけでなく、大規模な不安定ブロックも確認。今回の落石はこの不安定ブロックの崩壊兆候の可能性も懸念。応急措置として動態観測・警報システムをロープアクセス作業で設置。

    お客様の声
    実は、営巣状況を自分の目で見たことはない・・・・と猛禽類調査の専門技術者の皆様。ロープアクセス技術で木登り。ツリークライミングでの営巣調査、観察設備や人工巣の設置。調査専門家の指示のもと、こむづかしい作業をすすめる。時には大岩壁中腹に営巣するハヤブサ、イヌワシ等の調査。人工巣棚を掘削。400kgもの大きなFRP擬岩製人工巣を山奥の岩壁中腹に人力で運搬・吊り上げ・固定したことも。「実は、無理だろうと疑っていました。まさか、こんなことが、しかも人力で・・・・。それにしても、皆さんのチームワークと笑顔には感動しました。」とゼネコンの所長様

    「安全のレベルが格段にすぐれていますね。そこまで何重にも安全を確保するとは。しかも、皆さんの動きがきびきびしていて、安心して見ていられます。いいものを見せていただきました」「実際に作業している様子を見るまでは、危険な作業だと思っていました。」と。ほっと一息の現場担当者様。抜き打ちの発注者様の本社安全パトロール。昭和20年代の老朽化巨大ダム。ロープアクセス調査作業を本社・支店の安全担当の皆様方が見守る。かつては・・・「急な安全パトロールがあるから、今日は作業しないで」と悔しい思いをしたことが懐かしい。

    ロープアクセスなら何とかなると思い連絡しました・・・と、メンテナンスを請け負う大手ゼネコンの担当者様、・・・・あるテーマパークのオフィシャルホテル。特殊な外壁・屋根の形状・材質。宿泊客の在室しない昼間の短時間限定の詳細外壁調査。仮設足場や高所作業車等は論外。コスト的にも桁違いに有利。3名構成で3チーム。おそろいのオーバーオール☆ヒッコリー。絶妙のチームワークでの短期決戦。観客に紛れ見守ってくださる関係者の皆様方。

    Q&A
    危険なしごとですね?たしかにイメージ的には危険そうにみえるでしょ。実際にはきわめて安全な作業で、おかげさまで創業以来28年間、無事故です。

    皆さん、ロッククライマーさん?ほとんどが岩盤や建設工学関係の技術者です。専門的なセンスが不可欠なんです。ロッククライミング技術(正確にはアルパインクライミング技術)とは、基本的に異なりますし。

    どこが異なるのですか?最大の違いはロープです。ロッククライミング技術ではロープは墜落時の命綱と位置づけています。一方、ロープアクセス技術ではロープを積極的に使って自由自在に動き回ります。

    ロープは切れないんですか?切れないように何重にも安全を確保するシステムなので大丈夫です。強度自体も静止耐加重2tと、充分です。

    ロープがあるから、墜落しても大丈夫?ロープは常にピンと張った(テンションのかかった)状態で確保されているので、墜落できない・・・というか、墜落したくてもできない状態が維持されます。

    体力勝負ですね! それはそうですけれども、むしろ頭脳労働です。体力は普通程度で充分です。女性スタッフも何人もいますよ。繊細な作業もおおいので、女性向きかも。現場よりはデスクワークが多いですし。

    調査レポートの図面や写真が大好評とか?おかげさまで。わかりやすい成果品を作ることができてこそ・・・と考えております。ロープ技術にすぐれているとかは、プロだから当たり前ですよね。

    企業秘密ですか?全然っ! ロープアクセス技術も、成果品の作成方法、とくに好評の鳥瞰図の描き方はどなたにでもお教えしております。

    同業者は?いないようです。海外にも、ロープアクセス調査の専門業者はいないようです。比較的に簡単な作業については、今後、こなせる業者が多く出現すると予想できますし、需要の伸びから見て、望まれます。

    もうかってまっか?ぼちぼちでんな。いや冗談です。おかげさまでなんとか。同業者がいないからって、価格を吊り上げれるわけでは決してないので。

    提示された金額に見合ったしごとが、ポリシーとか? そうなんです。値段の交渉とかは、好きじゃないのです。いただける費用でできる精一杯の仕事を、一所懸命させていただき、大満足いただく、それだけなんです。

    お見積もりとかは?しないことも多いです。提示いただいた金額のしごとをさせていただいております。もちろん、提示いただいた費用に合わせたお見積もりを作成したりとか、ザクっとした金額を概算させていただいたりとかも多いです。

    高さ+幅ですよね、概算方法は?長年の経験則です。『島田紳介の世界バリバリ☆バリュー』という番組でとりあげられたこともあるんですよ。視聴率が最大11%!って、ディレクターさんが興奮してはりました。

    テレビや雑誌などでの露出度も目立ちますが、営業効果は?ほぼ皆無です。むしろ逆効果です、いまどき・・・ねぇ。 内輪話的ですが、これからはプッシュの営業でなく、プルの営業だそうです。積極的に目立ちまくって、押しまくる、売り込む営業の時代ではもはやないですよね。余計な経費をかけずに、その分、いいしごとをさせていただいて喜んでいただいて、スタッフたちにもたくさん・・・・ですよね。

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    ☆復刻[オンリーワン技術]
    ロープアクセス技術とは?
    ロープアクセス技術とは、ロープを巧みに操ることにより、あらゆる難所・高所に安全かつ、いともたやすくアクセスする(たどりつく)技術のことです。従来、難所・高所での作業は、大掛かりな重機や仮設足場を、コストをかけあるいは安全上のリスクを覚悟で使わざるを得ないことも多く、作業自体をあきらめることも少なくありませんでした。とくに難所・高所での老朽化調査や健全度診断などの調査作業は、コスト等の制約が厳しく、間接的手段である遠望・遠隔調査手法ですませざるを得ないことがほとんどでした。ロープアクセス技術はこれらの問題を解決し、難所・高所での安全かつ低コストな作業を実現した点で画期的な技術といえます。

    ロープアクセス技術はもともと、SRT技術という洞くつ探検用に欧米で考案・発展してきた技術を改良したもので、ロープを伝って登高(とこう、とうこう)・下降やトラバース(横方向への移動)などを安全、かつ容易・迅速・確実にこなします。・・・・・・・ちなみに、欧米で洞くつ探検が発展した理由は、日本とは比較にならない魅力的な洞くつ群の存在が大きいです。また、ロープアクセス技術やSRT技術は、岩登りに使うロッククライミング技術とは別物で、ロープなどの器材も異なります。・・・・・・・ロープアクセス技術はSRT技術が生まれた欧米などでは、建設関係の業務などで、以前からごく一般的に使われているようですが、日本においても近年、;建設関係を主体に様々な分野で活用されはじめています。

    ロープアクセス技術の日本での歴史は浅く、本格的に実用化され始めたのは90年代中頃で、きっかけは、当時相次いだ落石・岩盤崩壊事故をうけての、岩壁を岩盤の専門家が近接観察する岩壁登攀(とうはん)調査へのニーズの高まりでした。岩壁登攀調査はその後、より広義な名称である“ロープアクセス調査”として、岩壁だけでなくあらゆる難所・高所での、各分野の調査専門家(技術者、エンジニア)が近接観察する調査業務へと活用の幅が急速にひろがりました。同時に、専門的な調査作業を伴わない比較的単純な作業は、“ロープアクセス作業”として実施されるようになり、ロープアクセス技術を身につけた作業員(専門技術員、テクニシャン)が担当しています。

    ロープアクセス技術の急速な普及の要因としては、老朽化して何らかの対策工が必要な構造物が急増している点と、社会情勢的に新たな構造物に更新する経済的余裕がなく、コスト的に有利な対処法が望まれている点などがあげられます。逆に普及を妨げている要因としては、「危険な作業である」というイメージが大きいですが、これについてもこれまで国内では事故例が無く、ロープアクセス技術の先進国といえる欧米などでも事故例は少ないらしいので今後の普及の大きな障害とはなりません。事故例が少ない理由は、技術自体が安全を最優先しているうえに、徹底した安全管理がなされているからと考えられ、通常のスポーツとしてのロッククライミングの危険なイメージとは全く異なります。とはいえ、ロープアクセス技術の今後の普及においては、墜落等の労働災害をいかに防止するかが課題になります。

    ロープアクセス技術の安全な理由は、スポーツや趣味として岩登りをするためのロッククライミング技術(正確にはアルパインクライミング技術)とくらべてみると、わかりやすいです。ロープアクセス技術の安全である最大の理由は、テンションのかかった(つまり、張った状態の)ロープに常に確保されている点にあり、墜落したくても物理的に出来ない状態が作業の開始から終了まで維持されています。さらに、ロープの切断などによりテンションが抜ける可能性をなくするために何重にも安全策を講じています。何重もの安全策の一例としては、複数の支点確保、ローププロテクターの活用、リビレイやディビエーションなどのロープ技術による荷重の架け替え・分散などがあげられます。一方アルパインクライミング技術では、ロープは万が一の墜落時の命綱としての位置づけをしており、墜落を防止するものではなく、事故にならないまでも墜落することを前提とした技術ということができ、墜落時の墜落者の体への衝撃を軽減するために荷重による伸縮性のある材質のロープであるダイナミックロープを使っています。・・・・・・ ちなみにダイナミックロープは、ザイルとも呼ばれることがあります。なお、ロープアクセス技術やSRT技術では、伸縮性の低いセミスタティックロープを使います。したがって、ロープアクセス技術で使うロープをザイルと呼ぶのは誤用です。・・・・・・・ また、アルパインクライミング技術では、ロープアクセス技術で使うような荷重を架け替えたり分散させるなどの安全策を講じる技術は使用しません。

    同様に日本の建設現場の高所作業で使われている安全帯などをつかう技術もロープ(親綱)は、墜落時の命綱としての役割が大きいです。余談ですが、日本の建設現場の高所作業で使うロープ(親綱)には伸縮性はほとんどなく、ハーネスも腰ベルトだけなので、墜落時の体への衝撃は大きいはずです。このようにロープアクセス技術は、技術自体は安全を最優先した非常に優れた技術といえます。一方、あくまでも個人個人の高い安全意識によるところが大きいのは他のどの分野でも同じです。また、安全を最優先したといえ、基本的で重大なミスを重ねた場合には事故は当然起こりえます。安全意識の維持・向上は当然のこと、万全の安全管理体制の下で運用されるべき技術であることは間違いないです。

    ロープアクセス技術とロッククライミング技術の違い
    最大の違いはロープの役割です。

    ロープアクセス技術ではロープを移動や自己確保の手段として積極的に利用するのに対し、ロッククライミング技術におけるロープの役割は墜落時における万が一の命綱です。また、ロープアクセス技術ではロープは業務の一環としての利用が主体なので、荷重の架け替えや分散などの安全確保が最優先であるのに対し、スポーツや趣味のロッククライミングで活用するロッククライミング技術では多少の危険性は許容されます。

    両者は使用するロープの種類も異なります。

    ロープアクセス技術では、基本的に伸縮性の低いセミスタティックロープを使います。これはロープに常時テンションがかかった状態を維持するため墜落をする危険がない事、伸縮性があるとゴム紐にぶらさがっているような状態になり身体が上下に動いて作業が行いにくいからです。一方、ロッククライミング技術では伸縮性のあるダイナミックロープを使用します。墜落した場合にロープの伸縮で衝撃荷重を緩和するためです。(ロープアクセス作業でも地上から登攀してアクセスする場合など、墜落の危険がある状況ではダイナミックロープを使用します。)

    ほかにも、器材の違い、ロッククライミング技術が登高であるのに対し、ロープアクセス技術は登高だけでなく下降や横方向への移動が基本である、などの違いがあります。

    シングルロープテクニック(SRT)とは?
    Shingle Rope Technique(シングルロープテクニック)は、垂直あるいは急傾斜の場所を1本のロープで降下・登攀する技術の呼称。略してSRT(エス・アール・ティー)と呼ばれることが多いです。洞窟探検(ケイビング)用に特化した装備と方法論が用いられ、装備の軽量化やコンパクト化、登る際の疲労の少なさ、安全性、レスキューへの応用などのメリットがあります。

    現在、このSRT技術を地質調査・構造物調査向けに発展させ、さらに作業性・安全性を高める独自の工夫を加えた技術を用いています。

    安全
    ロープ技術者は、常にテンションのかかったロープと二箇所で自己確保しているので、ロープが切れない限り墜落はありえません。
    ロープが岩角などにこすれるときにはロープガードで保護したり、リビレイ、ディビエーションといったロープ技術を駆使して荷重の分散や岩壁からロープを離す事をはかり、ロープの切断を防ぐために何重にも安全策を講じます。
    また、ロープの始点に作成するアンカーも複数作成し、荷重分散、及びバックアップを常にはかっています。
    したがって、よほど基本手順を誤らない限り墜落等の事故は発生しないようになっています。

    危険なイメージの作業ですが、創業以来、無事故です。

    下降
    下降器としてPETZL社のSTOP(ストップ)を使い、バランスをとりながら下降します。
    STOPは数ある下降器の中でも制動性と操作性にすぐれ、下降速度を自在にコントロールしたり、レバーから手を離すことで停止させたりできます。
    しかも、ロープをSTOPに巻きつけハードロックすることで、安全・確実な停止状態が保てるので、両手を自由に使えます。
    なお、下降速度は摩擦熱によるロープの損傷を防ぐために秒速2m以下に抑えます。

    登攀
    ハンドアッセンダーとチェストアッセンダーというふたつのアッセンダー(登高器)を組み合わせて使うので、安全に速く登れます。
    ハンドアッセンダーから垂らしたアブミに片足もしくは両足を乗せて、グイッと立ちこんだらチェストアッセンダーが上がるので、その分ハンドアッセンダーを押し上げるという動作を繰り返します。
    またハンドアッセンダーとチェストアッセンダーは共に、ロープの逆戻りを防止する構造なので、両手を離せば安全・確実な停止状態を保つことができ、両手を自由に使えます。



    ロープアクセス技術Q&A
    ロープの強度は?
    使用しているロープはEdelrid社の『セーフティースーパー』。
    ロープ径は9mm,10.5mm,11mmを現場に応じて選択しています。破断荷重は23kN以上です。静荷重約2.3トンまで耐えられます。
    このロープに人間が一人ぶらさがるだけなので、安全率は充分確保されています。

    体力は?
    なくても大丈夫です。技術や器材が優れているので普通程度の体力で充分です。体力よりバランス感覚の方が重要です。女性でもOKです。
    登高には腕力ではなく脚力を使います。

    危なくないのですか?
    危ないです! 車の運転と同じ程度に危ないです。半年ぐらい経って慣れた頃が一番危ないようです。ちなみに、事故例は日本では皆無で、海外でも稀なようです。

    法律的に問題はないのですか?
    無いです。届出も必要ないです。

    器材一式でいくら?
    基本的な器材で合計22万円程度です。ちなみに重さも10kg程度ですが、作業中はロープに荷重がかかるので意外と軽いです。

    自分にも出来る?
    技術の習得は容易です。極端な肥満・高所恐怖症の方は無理です。
    ロープアクセス技術の用語集
    アンカー(anchor)
    支点。メインロープを固定するアンカーは仮荷重テストをして十分な強度があることを確認した樹木や構造物などを利用し、バック・アップ・アンカーもしくはシェアード・アンカー(分散荷重)で複数箇所からとる。
    構造物調査などでアンカーをとれるところがない場合はアンカーボルトを打ちこみ、アイボルトやクデー、ブリーユなどを使用する。このときもアンカーは複数とる。

    セルフビレイ(self-belay)
    自己確保。セルフ。墜落を防止するために、十分に強度のある支点等と作業者をランヤードなどで繋いで安全を確保すること。一般の建設現場などで行われている、安全帯で確保をとることもセルフビレイである。

    リビレイ(rebelay)
    ロープが岩や構造物に擦れるのを防ぐためにアンカーをとりロープを固定しなおす方法。

    ディヴィエーション(deviation)
    ロープが岩や構造物に擦れるのを防ぐためにロープの進路を変えて危険な箇所を避ける方法。

    ロープジョイント(rope joint)
    途中でロープが足りなくなった時やメインロープとサブロープを使う時などに複数のロープを繋ぐ方法。

    ロープガード(rope guard)
    そのままではロープが岩や構造物に擦れるが、リビレイやディヴィエーションをセットできるところがない場合にロープを傷めないように巻きつけて使用する。
    リビレイなどより時間の短縮もできる。


    ロープアクセス技術マニュアル対応動画集


    SRT技術 SRT器材 SRT訓練 レスキュー訓練

社長

代表取締役 中谷 登代治(なかたに とよはる)代表取締役 中谷 登代治(なかたに とよはる)株式会社 きぃすとん株式会社 きぃすとん代表者
ご挨拶『お客様に大満足していただく』脱サラ独立した当時、わけもわからず突っ走っていた私に、ある方がこうアドバイスくださいました。 『言われたことをやっていてはダメだ』とも。 創業以来27年間、おかげさまで皆様にごひいきいただき、ロー...
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