ギア(器材)画像集

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ギア(器材)

ロープアクセス技術で使うギア(器材)類は、シングルロープテクニック(SRT技術)で使うものと大部分が共通し、スポーツクライミング(アルパインクライミング等)で使うものとは異なります。 主な相違点は、まずはロープの種類・特性で、ロープアクセス技術では荷重がかかってもほとんど伸びないものを使用します。 同様に、下降器はいかなる場合でも安全・確実に停止・固定でき、かつ信頼性の高いもの、登高器は、迅速・安全・省体力を前提としたものを使用します。 代表的な器材は“ロープアクセス七つ道具”と呼ばれることもあります。 

ロープアクセス七つ道具

①ヘルメット(helmet)

日本の建設現場で使われているものと較べて、どんな動作をしても脱げない、軽いなど、安全性や快適性においてはるかに優れています。 

②ハーネス(harness)

いわゆる安全帯のことです。 ただしヘルメット同様、日本の建設現場で使われている安全帯と較べて、安全性や快適性においてはるかに優れています。 
腰ベルトとレッグループから構成されるシットハーネスと、肩ベルトがついたフルボディハーネスがあります。 

③チェストハーネス(chest harness)

胸部に装着するハーネスのことで、チェストアッセンダーを装着、腰部に装着するハーネスとセットで使います。 

④ディセンダー(descender)

下降器。 ロープとの摩擦を利用して下降動作に制動をかけ、下降速度の調節や、停止・停滞動作が自由自在です。 

←写真はPETZL社製のSTOP。 一番よく使われているディセンダーです。 

←STOPをロープに装着したところです。 

画面上が支点方向、下が下降方向です。 本体の上面をスライドさせ、中のボビンにロープを巻きつけてセットします。 ロープをセットする方向を間違えないように注意します。 

←STOPをロープへ装着したところです。 

ロープをセットして安全環付カラビナを装着しハーネスに連結させます。 

STOP使用法。 

左手で赤いレバーを握り、右手でロープを保持しながら下降します。 下降速度は右手の握力で調整します。 右手を離すとキンクによる制動が利かなくなり、墜落の恐れがあるので、絶対にロープから離さないように注意します。 

←STOPのハードロック
STOPから両手を離して作業するときなどは必ずこの状態にします。 

⑤ハンドアッセンダー

手で持って使用する登高器。 ロープに取り付けたときに上方向には動きますが、下方向には動かないしくみとなっています。 

←写真はPETZL社製のASCENSION(アッセンション)。 

←アッセンションをロープへセットします。 画面上が支点方向です。 
アッセンション下部ホールにフットループと自己確保のためのロングカウズテイルを連結し、立ちこみながらロープを登高します。 

⑥チェストアッセンダー(ascender)

胸部に取り付ける登高器。 ロープに取り付けたときに上方向には動きますが、下方向には動かないしくみとなっています。 

←写真はPETZL社製のCROLL(クロール)。 

←CROLL(クロール)をロープにセットしたところです。 
体に密着するような形に作られています。 

クロールのボトムホールはカラビナを介してハーネスに装着します。 トップホールにはチェストハーネスを通し、クロールを正しい位置で維持させます。 (ハンドアッセンダーと併用)

⑦カウズテイル(cows tail)

さまざまな場面で支点との自己確保を行う為に使用するY字型ランヤード。 カラビナを介して手前のループをハーネスと連結し、両端のカラビナを支点にセットすることで、常に2点以上の自己確保がとれた状態にします。 
いわゆる2丁掛けのダブルランヤードとしても使用します。 

←写真はPETZL社製のSPELEGYCA(スペルジカ)。 

2本のうち、短いほうをショートカウズテイル、長いほうをロングカウズテイルと呼びます。 
スペルジカは特殊縫製されており、墜落の際には、特殊縫製が引き裂かれる事により落下エネルギーを分散します。 

その他の主要ギア

セミスタティックロープ(semi static rope)

高所作業、救助活動などで使用することを目的としたロープです。 スポーツクライミングなどで使用するダイナミックロープと比べ伸縮率が少ないので現場での効率的な作業が可能ですが、墜落時の衝撃を吸収する力は劣るため、常にロープに荷重がかかった状態で使用します。 

使用しているロープは、Edelrid社の『セーフティースーパー』。 
ロープ径9mm、10.5mm、11mmのものを現場に応じて選択しています。 破断強度は23kN以上。 約2.3トンまでの静荷重に耐えられます。 高所作業現場において一般的に使用される親綱(径16mm)の破断強度(約35kN)に比べると劣りますが、現場作業に必要な強度は十分に有しています。 

カラビナ(karabiner,carabiner)

器材と器材を繋ぐための道具です。 
主に、安全環付きオーバル型カラビナ(PETZL社製 OKスクリューロック)を使用しています。 

マイオン(maillon)

ゲートがスクリュー・ゲートになっている、カラビナに似た金属のリングです。 
カラビナに比べゲートの開閉に時間がかかりますが、確実に固定できること、あらゆる方向に対して強度があることが特徴です。 また、ゲートがねじ込み式のため、緩んで外れたり、壁に押し付けられてゲートが開くなどの心配も少ないです。 

デイジーチェーン(daisy chain)

人工登攀や作業員とプロテクションの間隔を調整するのに用いるものです。 

確保器

←ダブルロープの際の下降器、ビレイデバイスとして使われる、PETZL社製のREVERSO(ルベルソ)。 

←ルベルソをロープにセット。 

カラビナを介してハーネスと連結し、クライマーのビレイや懸垂下降を行います。 

←ルベルソを装着した様子。 

この状態でクライマーのビレイや、懸垂下降を行います。 右手の握力とキンクの角度によって下降速度を調整するので、ビレイや下降中は、右手は常にロープを握った常態を維持します。 

プーリー(pulley)

滑車。 通常の作業での使用頻度は少ないですが、セルフレスキュー時などで使用するため、1人1つは身に付けておくことが原則です。 

←各種プーリー。 

右上のものはカムが内蔵されていてロープが逆戻りするのを防止します。 

←プーリーのセット例。 

ロープバッグ、タックルバッグ(rope bag,tackle bag)

←ロープやギアなどを入れて使用します。 防水・防泥性能に優れたものでなくてはなりません。 
ロープバッグとタックルバッグの明確な区別はありませんが、一般的にバッグの底に水抜き穴があるのがロープバッグ、無いのがタックルバッグと呼ばれています。 

←水抜き穴

ロープガード(rope guard)

ディビエーションやリビレイなどがセット出来ない状況で、やむを得ずロープが岩やコンクリートの角などに擦れてしまう時にロープに巻きつけて使用します。 ローププロテクター。 

←ロープガードのセット図。 
このようにロープが直接障害物の角に触れるのを防ぎます。 右のものはローラーが内蔵され、摩擦によってロープの流れが悪くなるのを最小限に抑えます。 

アブミ

←PETZL社製のGRADISTEP(グラデ­ィステップ)。 

ポーチの中に5段式のアブミが収納されてい­ます。 人工登攀やボルトトラバース等の際に使用します。 

← ループは5つあり、足を入れて立ちこむこと­ができます。 

ボルトハンガー(bolt hanger)

ボルトアンカーに接続して使用する支点。 PETZL社のクデー、ブリーユなどがあります。 

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